Vocal Voyager

□Note.2
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「っと、ここか。やっと着いた。」

どうやら目的地に着くことができたようだ。
それにしても…

「って、でかいな、何階あるんだよ」

そう、俺が目にしたのは地上4階はあるのではないのだろうか。そんな家が前に立っていた。

「これで連絡言ってませんでしたってオチはノーサンキューでお願いしますっと」

そんな軽い気持ちでチャイムを鳴らす。
あの時、俺はこんな出会いになるなんて思っていなかったんだ…

?「はい、どちらさまですか?」

聞こえてきたのは女の子の声。
けど、どこかで聞いたことがあった。けど誰なのかははっきりとは分からなかったんだ。

「あ、すいません。今日からこの家でお世話になる響音 翔といいます。霧岡高校のほうから連絡が入っていると思うんですが…」

我ながら下手な自己紹介だ。不審者と間違えられたんじゃないか?
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