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□第一章
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翌日、看護婦さん?に起こされて目が覚めた。
「おはようございます!」
「お、おはようございます…」
「朝から元気ですね…」
「あら、そうかしら?」
「それより、調子はいかが?」
「まぁ、そこそこ元気ですけど…」
「よし、それなら早く退院出来そうね!」
「あの…」
「どうして俺は入院しているんですか?」
「え、覚えてないの?」
「はい…」
「なんにも覚えてません…」
「なんにも!?」
「それに…」
「それに?」
「自分が何者なのかも解りません…」
「それってまさか…」
「記憶喪失!?」
「やばい×2」
「急いで先生、よんでくるわ!」
看護婦さん?は、走って何処かに行ってしまった。