For your LOVE

□指ぱっちん御礼。
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 それでオレは逆にアイツの事、慌ててぎゅーって抱きしめてみたらおさまって。
それから、アイツが苦しくて眠れない時は、手握ってみたり、そしたら直ぐに顔が穏やかになって。

たまには、オレも何だ…ちょっと辛くてベッドの中に潜り込んでみたり。

オレも安心するし、アイツも落ち着くみたいで、

一石二鳥っていうやつ?


支え合うって言っても、アイツに支えられっぱなし、
けどアイツ…

鋼のが生きていてくれて、此処にいてくれるだけでも、私は救われるんだ。
愛おしい…。

何て言われた暁には、

オレはぼろぼろと号泣しちまって…その時だけは、目茶苦茶、なんて…実は…、
戦闘の真っ最中なのに、アイツ…。

発火布の手袋…それも両手共に装備してて…。

あの…馬鹿…。
両手で包み込むように、オレの顔拭うから。



オレの号泣した泣きツラっ、拭ったもんだから…


しけて…錬成しねーのなんの…。

それで、オレ、本当に無能大佐にしちまった。

トコトン、水に弱いんだよ…な。



あぁ大佐ごめん。

けど、大好きだから…。

あっ〜!!こんな事言えね〜。

けど、そんな大佐について行っていいのかな?



鋼の笑顔で乾かしてくれたらいいんじゃないのか?


又、無能にされたいのかよ!馬鹿大佐!!



水濡厳禁。


ありがとう大佐。

ぜって〜口に出して言ってやんねーの!!


「ありがとうロイ大佐、何時も…。」

「何か言ったか鋼の?」


「戦闘中だった…。
チクショー!!ぜってーいわねー」



仲の良い事で…。
ごちそうさま。
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