For your LOVE
□指ぱっちん御礼5
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ふとマダムがタバコに火を点けようとしたが慌てて消した。
「病人の前じゃ、いけないね。暫くココに居なさい、ロイ坊も仕事でアンタの事が見てやれない、ココなら私なり店の女の子がいるから安心だし、気を使う事ないからね、こんな所だけどくつろいでおくれ。」
言いたい事を、ウィンクで制止されて、もう寝なさいと促された。
薬が効いてきたのか、気が抜けてホッとしたのか、まぶたがひっついては開き、小さな欠伸も出た。
手を借りて横になるとすぐにオレは眠ってしまった。
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