LOVE WARS
□Day.1〜ハボック〜
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久々に迎えてくれた仲間は一例に並んで執務室に待機していて何か妙な圧迫感があった。
「まずは、ハボック少尉からのレクチャーを…インドアアタックに関する講義、実技をお願いしてある。リザ中尉には、ガンの扱いを一からそして女性ながらのミッション方法を、ヒューリーには通信の全てを、ブレダと、ファルマンからは、鋼のに足りない軍のノウハウをフォローアップをお願いしている。」
「了解です。大佐。皆様宜しくお願い申し上げます。」
執務室に全員の綺麗な敬礼が並んだ。
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「大将、銃火器の詳細は中尉に任している、本来ならそっちからの方がいいんだが、訓練内容の関係でこっちから覚えて貰う。何たいした事はしない座学より実践メインで行くから。」
突然銃声が響き渡り、オレはすぐに身を屈めると。
「ありがとう中尉。」
と言う台詞が頭上から聞こえた。
「いいえ、お役に立てて嬉しいわ
「とりあえず身には染みてるみたいだな。銃声と共に身を屈める。以外と咄嗟に出来る事と出来ない時があるからな。しっかりとスペシャル訓練中に身についたみたいだな…。」
映画のセットの様な建物に入る。イロイロな等身大のイラストが相手だ、相手に銃口を向けられる時は躊躇なく発砲せよ。
もし相手が人質を抱えていたときとかでも判断が変わる。
それを時間内にこなす。
毎回ランダムに等身大のイラストととやり合う、そして身体に染み込ませる。
空になったマガジンケースも、迂闊に落とせない。抜いた瞬間に両膝で挟んでキャッチした瞬時に交換する。
弾数も覚えていないと、泣きを見る。
そして、一軒家を使ってのシミュレーション。
映これも映画のオープンセットみたいで部屋数も多くて部屋の階数、間取りを与えられた時間内に叩き込む。
与えられたクエストを熟し、目的を達成する。
骨のおれる訓練の日々だった。
「大将お疲れ。だいぶ慣れてきたみたいだな。けどもキッツイよな。錬金術が使えない、使うなが条件だし。」
「仕方ない…錬金術が発動しなかった時の考えると、こういった訓練で身体に叩き込んでおかないと…。」
「大将…何か変わったな…。スゲー真面目になった。」
お互い顔を見合わせて、久しぶりに笑った。
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真面目にやるのは当たり前だが、やっぱり迷惑をかけたくない。解らないでは済まされない。