LOVE WARS


□走って転んで…
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到着するなり、10キロ走。
機械鎧のオレには以外にも負担がデカかかった
初日だと言うのに、まぁ洗礼っていうやつ?


 そのクタクタの身体に大量の飯を喰らう。

食べれないとか言ってたら、送り戻されるだろう。
オレなんて今までの2倍以上の量だ…。
大盛りライス、サラダ、副菜2種類。メインの魚のフリッター。多分軽く二人前…。スープに、ヨーグルトに果物。

毎日大盛りご飯ご馳走です。

 その前にオレ太るんじゃないかという不安が過ぎるが、自分の心配とは裏腹に訓練は毎日鬼の様に厳しく逆に一回り大きくなったみたいで、微妙に機械鎧が合わなくなってきた。

『マズイ…。』

すっかり筋肉もついてきて、今までのオレに戻ってくる。しょっちゅう伏せてたから、だいぶ窶れてたし。

とりあえず、基礎基礎基礎!!走って走っ又走って。転んで…。

 格闘技これはオレの一番だったハズ…。が現実は…。
イケてない。リーチが…認めたくないけど、以外とパワーが足りない事。

錬金術は勿論使えないので、自分の力がもの言うのだけど。自信喪失。

イズミ師匠とは違う、師匠の型格闘技は力の流れを使い、防御しながらも攻撃をする。なので、ちび…のオレにも扱い易い格闘技だったんだけど。

だから余計に難しい。そう、オレ達が覚える技は、殺法だ…。仕留める為の格闘技。

以前大佐と喧嘩してやり合った時に以外にもアイツの方が上手でビックリした事があったけど、この技を使っていたと言う事を知った。
何時もヘタレなハズの、アイツに瞬間に押さえ込まれた事があって…。

『この殺法かよ…。
最低…。』

そう…オレだいぶ前に…しんどいんだけで、何かほって置いて欲しくて、だだこねて、無理矢理押さえ込まれた時…。あっという間だったよな…。

やっぱり、アイツ軍人なんだな…。

それに…チビ…認めたくない…。
訓練終わる頃には、オレも出来る様になったけど。
後は、自分の身軽さも使えって。


次にナイフの接近戦は、殆ど心理戦だから、何かとヤバめだった。

「仲間が居なくなったな…置いて行かれたんじゃないのか?」

わかってても、ずっとヒヨコ1ダース共に寝て食って訓練受けていたらそれなりに、信頼関係も生まれてくるし、仲間意識も強くなる。ちなみに連帯責任だから…。一致団結しないと、腕立て伏せがしっかりペナルティーに待ってるからね…。
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