LOVE WARS


□絶対条件1
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◆◇◇何時も通りに喧騒から始まるアメストリス中央司令部執務室にて…◇◇◆


「なんでなんだよ!」


折角扉を抜けてまた帰って来たのに、やっと一緒になれると思ったのに…。
その矢先にだな…

「アンタが戦地に赴くって、どういう事なんだよ!」

理解出来ない!! ただでさえ、アイツ北で死にかけるような大怪我して、それでいて…、体に少し不都合があってそれでも、

「駆り出される何て、戦争の方が大切なのかよ、そんな酷い話あるかよ!。」


「言葉を慎みたまえ鋼の、体の少し位の不都合何て、関係ない。私は軍人なんだ。

大佐と言う地位を持つ反面、国家錬金術師なんだと言う事をお忘れじゃないかい?
お前は、連れて行けない、鋼のは軍属じゃない。
それに足手まといだ。
迷惑だ!!」

悔しいのと悲しいのが、心を駆け巡る。

「お前みたいな奴にめそめそされても困る。戦地で泣かれても困る。」

『泣き虫にしたのはアンタじゃないか…。』

「オレはアンタの左目にはなれないのか、支えにも、なれ…」

言葉を飲みこんだ…。

 異国(ミュンヘン)からの侵入者との交戦後、暫くの間街は復旧の為にバタバタとした日々が続き、オレは再度扉をくぐり、アルと共にこのアメストリスに戻ってきた。

アルはやりたい事があるからと別れ、違う道に進んだ。そしてオレはこのアメストリス軍の扉を再度叩いた。

相変わらず、呆気なく受理され、国家錬金術師に戻り、軍の狗の道を再度進む事にした。
何よりも生活の事とかあるし…。

大佐には止められたが、無理を押し切っての申請。

今回の事は軍人で。

狗ではなく、軍人にならないといけない、。
毎回毎回話を聞き入れてもらえる訳もなく、勿論駄目元で、それでもって無理を承知でオレは直接トップに掛け合った。

生返事一つで許可が出た。
1時間後には任命書と制服が支給され、オレは狗から軍人になった。
階級は少佐、飛び級処の騒ぎじゃない。



 希望先はロイマスタング隊、こちらの申請も呆気なく通り、オレは呼び出しをくらい再度ロイマスタング大佐と対面した。

片目の大佐がオレの目を射抜く。

「何を考えている鋼の…。」

机の上の書類を確認しながら、大佐の冷たい視線がオレの目を離さず見ていた。
書類を机に乗せ立ち上がると、突っ立たたままのオレの前で任王立ちになり、睨みつけてきた。



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