s.short
□日本
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10年後 ボンゴレ
チリンチリーン…
綱「日本ばんざい」
リ「…なんだ、急に。」
綱「いや、ね?日本の夏ってなかなか風流じゃん」
リ「まぁ確かにな」
綱「でしょ?夏の風物詩っていうか…なんていうかさ、色々あるじゃん。なんかいいな〜って思って」
リ「例えば?」
綱「えっ、と…。あぁコレコレ!この風鈴とか!!」
リ「他には?」
綱「うーん、すいか…かき氷…流しそうめん…とか、?」
リ「食い物ばっかじゃねーか、」
綱「うっ、うるさいなあ!!俺今おなかすいてんの!!今にもレオン食べちゃいそうな勢いで!!」
リ「うわぁ……」
綱「(本気で引かれた!!)冗談に決まってるだろ!!あはは、冗談通じないなんてダメだなぁ〜リボーン!」
ズガン!!
綱「粋がってごめんなさい」
リ「わかりゃいいんだよ、わかりゃ。…日本っていったらボンゴレの中じゃ雲雀が一番それらしくねぇか?」
綱「あー確かに。雲雀さんのアジト完全和室だしねー
……あの、雲雀さん何やってるんですか。」
雲「いや、どこからか日本の夏がどうたらとかいう話題が聞こえてきたからね、探してたらここから聞こえたもんでさ」
綱「だからって何で扉ちょっとだけ開けて中覗くんですか。怖いですよ」
雲「食べ物以外に夏って言ったら…」
綱「(俺の話聞いてねぇ!!ってかいつから聞いてたんだこの人!!)」
リ「おっ、並盛り大好き雲雀は日本大好きにも通ずるだろうからな。なにが出るか」
雲「任せなよ。…蚊取り線香、プール、花火、浴衣、甚平、お祭り、夏休み…、ほら。まだまだたくさんあるでしょ?」
綱リ「「おぉー!!」」
雲「ふふん」
山「なんか楽しそうなのなー!あ、ツナこれ。この前の任務の結果な」
綱「あっ、山本!ありがとー、おつかれさま!」
山「おう!んで、楽しそうに何の話してたんだ?俺暇だから入れてくれよ」
リ「夏の風物詩についてだ。山本なんか思いつかねーか?」
綱「山本の夏か…(ワクワク)」
雲「なんかマイナーなのでてきそうだよね」
山「ん〜…
…日焼けだな!!」
綱「山本らしい!!!」
雲「夏に真っ黒になってる君の姿が目に浮かぶよ、皮膚ガンになるんじゃね?」
山「あはは!かもな!!」
リ「お気楽だな…」
綱「あーなんか話してたら日本恋しくなってきた!!日本っていうか…和、みたいな?和が恋しい!!」
雲「僕のアジトは完全和室だからね。いつでも日本は僕のすぐそばにあるんだぜ!」
綱「うわーうわー!!今ほど雲雀さんのアジト羨ましく思ったことないですよ!!いいなーいいなー!!」
リ「俺的にはママンの飯が食いたい」
綱「俺もー!!なんでイタリアにボンゴレ本部があるの?!日本に移そうよ!!」
雲「君もなかなかムチャクチャ言うよね」
山「ははっ!まぁそんなこと言ってるわりにこんなごってごての洋館にすんでちゃ元も子もねーけどな!」
綱「……!!」
fin.