ファフナー辞書

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【アーカディアン・プロジェクト (あーかでぃあん・ぷろじぇくと)】
フェストゥム・人類軍との戦闘過程において日本が独自に立案した計画で、消滅した日本の生き残りが遂行した。アーカディアンは「楽園」を指す。人類をフェストゥムから守り、平和を次代へ伝えることを目的としている。内容としては、
遺伝子操作によるシナジェティック・コード発現
子供へのメモリージング(記憶の刷り込み)
対フェストゥム兵器(ファフナーおよびその運用システム)の開発
人工要塞島の建造
があげられる。遺伝子操作・兵器開発は共に国際法で制限されており、また、強大な力を持つファフナーに対抗してフェストゥムがより強大化してしまうため、新国連に問題視されている。

【アルヴィス (あるびす)】
竜宮島を拠点とする、アーカディアンプロジェクトを遂行するための組織。竜宮島の大人およびメモリージングによる記憶が発現した子供によって構成されている。そのため、未発現の子供はその存在を知ることなく日々の平和を謳歌している。

【偽装鏡面 (ぎそうきょうめん)】
光学迷彩で竜宮島全体を球状に覆う高度なステルス機構。直視はもとより、音波、電磁波等も遮断し外部からは内部の状況は全く把握できなくなる。竜宮島は常時これを展開することにより、長年新国連は勿論のことフェストゥムの目を文字通り欺き、隠遁してきた。また同様に内部から外の景色も遮断し、展開時の島内部における太陽の位置等の島周辺の風景は偽装鏡面に映し出された偽物である。しかしエネルギー消費の都合上、ヴェルシールドとの併用は出来ず、フェストゥム来襲時はこれを解除することになる場合が多い。

【シナジェティック・コード (しなじぇてぃっく・こーど)】
ファフナーと搭乗者の精神連結をするため形成されなければならない脳の状態。ノートゥングモデルに搭乗した際に最重要となるもの。成人はコード形成が難しくなるため、必然的にパイロットの多くが十代の少年少女となった。

【新国連 (しんこくれん)】
人類軍を擁する、人類最大の組織。30年前に瀬戸内海ミールが出現した際、一年後に日本もろともこれを消滅させた。現在はアーカディアン・プロジェクトの内容を問題視し、また強大な力をもつファフナー・ノートゥングモデルの奪取を狙ってAlvis<アルヴィス>を追う。

【ジークフリード・システム (じーくふりーど・しすてむ)】
皆城総士が搭乗する、ファフナーの指揮管理システム。フェストゥムの読心を防ぐために搭乗者とファフナー搭乗者の脳の皮膜神経を直接接続(クロッシング)し、意思疎通を行う。搭乗者にはファフナー搭乗者のあらゆる感覚や全体の戦況情報など膨大なデータが供給されるため、適格者以外は極度の酩酊状態になる。なお、ザルヴァートル・モデルやノートゥング・モデル以外のファフナーの場合、シナジェティック・コードを発現しないためにクロッシングは不十分になる。
また、蒼穹作戦では4機のファフナーに分割搭載された。これによって搭乗者相互の通信が可能となったが、一機の動作不能によってシステムがダウンしてしまう欠点をもつ。

【蒼穹作戦 (そうきゅうさくせん)】
人類軍のヘヴンズドア作戦に付随する、アルヴィス独自の作戦。ヘヴンズドア作戦とは異なり、真壁紅音の共鳴核開放および皆城総士の奪還を目的としている。

【竜宮島 (たつみやじま)】
アーカディアン・プロジェクトのために作られた人工要塞島のひとつ。人口はおよそ2,000人。戦闘時には各所に隠された防衛機構が現れ、『要塞』へと姿を変える。名前の由来は竜宮。皆城 乙姫が同化した、島の空気中に存在する瀬戸内海ミールによって環境が保たれている。

【ニーベルング・システム (にーべるんぐ・しすてむ)】
指輪状の操縦桿。10個のリングに指をはめるとジークフリードシステムに直結されファフナー本体も起動する。

【ノルン (のるん)】
小型の無人機動兵器。島に大量に配備されている。それそのものがビーム砲を搭載した迎撃装備であり、またバリアの展開をする等のファフナーを支援する装備でもある。乙姫の覚醒によって起動。以降彼女のコントロールのみによって使用される。名称の由来はノルンを参照。

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