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□気がついたら
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……ス、…ディス。
この声は、俺を呼んでいるのか?
目を開けるとそこには、一人ずつ女性と男性がいた。
「まぁ、あなた。ルーディスが目を開けましたわ。綺麗な蒼い瞳ですよ。」
女性がそう言った。
「おお、本当だ。瞳は、私に、髪は、お前によく似ている。」
…………は?
もしかして俺、レプリカルークとして、生まれなかった?
「さあ、お休み、ルーディス。私達の愛しい息子。」
ローレラーーーーイ!!ヤ
心の中でローレライに怒鳴るが届く筈がなく、俺は、睡魔に負けて眠りに落ちた。
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