ひなたぼっこ

□甘党だけど、
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「すみませんでした 皆さん
別の教室で授業再開します 奥村くんも!」

「…はーい先生!」


「終わったみたいやね」

『 うん、あ これ洗って返すから』

「ああ ええよそんな
気にせんでって言ったやろー」

『そうだけど、』

「ほらほら ええからっ
あ 先生もう見えへん! はよ行きましょ、な」

『う うん』


「志摩くん 若子遅いですよ」

「あ はいっ すんません」

『名前で呼ぶな 気持ち悪い』















塾も無事終わり 新しい寮に帰って荷物を整理する学生達
だが奥村兄弟だけは旧男子寮で荷物を整理していた


「雪男 そういえば途中から来たあの赤髪の美人ってさ」

「ああ 若子のこと」

「あの美人 若子っていうのか」

「うん 霧隠若子
元々 僕と一緒に祓魔師になるために訓練してたんだよ」

「え じゃあなんで塾に」

「気まぐれでね サボってばっかだったんだ彼女
だから 祓魔師になれなかったんだ」

「へぇー 、」













自分も寮に帰ろうとしていた若子だったが
メフィストに理事長室に呼ばれ、

『はああ!』

今にいたるわけだ

「ですから 何回も言ってるでしょ
あなたも奥村燐の監視として側に居てもらいま、」

ドッ

『あら間違えた ごめんなさいメフィスト
次はきちんと頭狙うか』
「ちょ ちょっと待って!
きちんと生活費も渡しますっ
不自由が無いようにしますから
それにこれは奥村先生たっての考えでもあるんです」

『雪男が』

「ええ まぁ」

『旧男子寮だっけ』

「はい」

『月十万円 冷暖房完璧』

「十万ですか! 多くな、はいわかりました
月十万円で冷暖房完璧にしますから銃を下げてくださいっ」

『じゃあ あたし行くから』

「はい おやすみなさい☆」

『  、おやすみ』









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