過去の私と未来の貴方

□母さんとお姉ちゃんとそれから
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『‥‥‥‥‥。』

白蘭って人から聞いた話しによると私は10年前の私で今居る場所は10年後の世界。
ここに来た原因はランボのバズーカ―――そのバズーカは10年バズーカと言ってそれに当たると10年後の自分と入れ代わるらしい
制限時間は5分。
だけど私は5分以上ここに居る。
考えられた可能性は『バズーカの故障』

時間が解決するか、正ちゃん達が帰る為の機械を造ってくれるか
どちらかの方法しかなさそう

だから私は今ミルフィオーレファミリーと言うよく分からん組織に保護されていたりする

何故か自分の部屋もあるし、ゲーム盛り沢山
結局10年後の自分は何をしてたんだよ!


『ハンバーグ食べたい‥‥』

母さん、晩御飯ハンバーグにするって言ってたしなぁ

「ゆきのチャーン」

『あ 白蘭さん?』

ベッドに転がってたら白蘭さんが来た。

「あー、さんなんて付けなくていいよ
気持ち悪いから あと敬語も」

『酷いなちくしょー
さらっと厭味言われた』

ぐぅ〜

「‥‥お腹空いた?」

『‥‥うん』

「ハンバーグ食べる?」

『え?!ハンバーグ?』

「ゆきのチャン お母さんのハンバーグ好きって言ってたからシェフにゆきのチャンのお母さんの味にさせたんだよ
どう 食べる?」

『た、食べるーっ』

「じゃあ食堂行こうか」

『はーいっ』

私は小走りで白蘭についていった。









場所は変わって食堂。
何なんだ‥‥めちゃくちゃ可愛い女の子が居るんですけど
お姉ちゃん魂が揺らぐっ ぎゅってしたい!

「あ、ユニちゃんじゃないか」

「白蘭ですか
あら?‥‥‥隣の方は誰ですか」

「10年前のゆきのチャンだよー」

『ど、どーもー』

「はじめまして ブラックスペル ボスのユニです」

『ボス?んー‥‥白蘭は?』

「僕はホワイトスペルのボスだよ」

『でもここはミルフィオーレでしょ?』

「ミルフィオーレはホワイトスペルとブラックスペルで出来てるんだよ」

『派閥みたいなカンジ?』

「んーまぁ わかりやすく言ったら そうだね」

『って ユニちゃん!ボスなの?!こんなに可愛いのに!』

「ゆきのチャン可愛いとボスになることは関係ないよ」

『でもでもー!可愛いじゃん!
あっユニちゃん!ぎゅってしていい?』

「ふふっ 10年前だとしてもゆきのは変わりませんね
もちろん いいですよ」

『やったー
じゃあっ遠慮なく!』

ぎゅっ

ユニちゃんはとても小さくて昔のツーくんを思い出した。

『‥‥ありがとう!またぎゅってさせてねユニちゃんっ』

「えぇ じゃあこれで」

『ばいばいユニちゃん!』

「なんかユニちゃんの方が大人だねー」

『うっうるさい!
私はまだ青春真っ盛りだから幼くていいの!
それに私仲良くなったらお姉ちゃん発揮するからね!』

「まぁ確かに10年後のゆきのチャンはユニちゃんのお姉ちゃんみたいな存在だったね」

『でしょっ だからいいの
白蘭 ハンバーグ!』

「はいはい、頼んでくるから適当に座ってて」

『はーい』











母さんとお姉ちゃんとそれから
(母さんの味!)(でしょ?)












後書き
近々アサリ一家を出したいです!←
お姉ちゃん大奮闘の巻!(ry

さーせん黙りもす

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