ぎんたま 短編集
□おきかぐ
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今日は、何の日か、あの人は覚えているだろうか・・・・・。
*********Happy Birthday!*********
ーーーー朝 7;00ーーーー
「銀ちゃん!!起きるよろし。」
神楽は、元気いっぱい銀時を起こそうとしていた。
「ん〜〜〜?」
しばらくして、銀時は目をしばしばさせながら起きた。
「今日は、何の日か覚えてるアルカ?」
神楽は、楽しそうに笑った。
そうすると、銀時は二カっと笑って、神楽にお金を渡した。
「今日は、お前の誕生だろ?これで、好きなもん買ってこいよ。」
「銀ちゃん、ありがとアル!!」
そういい、神楽はお金を握り締めて家を出て行った。
=====駄菓子屋======
「今日は、いっぱい買えたアル♪」
神楽は、とても嬉しそうに帰り道を歩いていた。
そこに、パトロール中の沖田がやってきた。
「なにしてるんでぃ?」
そういい、沖田はパトカーから出てきた。
「今日は、あたしの誕生日ある。だから、銀ちゃんに好きなもん買って来い。って、言われたネ。」
「ふ〜ん。」
沖田は、興味なさそうな返事をした。
ふと、神楽は何かを思いつき、沖田に手を差し伸べた。
「・・・?なんでぃ?」
沖田は、その手を不思議そうに眺める。
「プレゼントほしいアル。」