その他オリジナル
□幽霊な恋(仮)
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俺の名前は松尾誠、特に特徴もないただの大学生だ。
本当に何も変哲もない
変哲もない…サーフィン好きのただの大学生だった…
「おい、誠ー。今日合コン行かねえかぁー」
「わりぃな、行けないわ。早く帰んないとなんだよ」
ホントは合コン行きてえよ…
大学に入ってからの新しい友達の誘いを断る
色んな意味で辛い
「おいおい最近付き合い悪ぃな」
「テメェもしかして彼女でもできたのかよ」
出来てたら嬉しいよ、ハイ
どうせ彼女いない暦=年齢だよクソ
とにかく早く帰んねぇとアイツ騒ぐからな…
「じゃ、俺帰るから」
「おい、待てよ誠」
呼び止められても気にしない
ダチには悪いが先客が家にいるんだからよ
まあ後でなんか奢るか(金は無いが)
兎に角チャリかっ飛ばすぜ
家に入るアイツ、寂しがり屋だからな…
チャリかっ飛ばしてると海が見えた
この町は海があるんだよな
突然だが、俺は海が好きだ
特にサーフィンはサイコーだと思う
まあ…上手くねぇが…
そんな事を思っているうちに俺が住んでるアパートに着いた
俺は大学生になってから親元を離れ一人暮らしをしていた。
まあ…今は何というか…
取り合えず中に入るか
どうせ寂しがりな奇妙な同居人がうるせえんだしよ
思わずにやけてしまう自分を抑えドアを開ける
「ただいま」
「むぅ、お帰りなさい」
このお話は俺と奇妙な同居人の小さなお話
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