short

□honey dream
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それはある晴れた朝の出来事だった















クラ「セフィロス…」



セフィ「どうした?」









書類から目を離し、顔を上げ、薄い笑顔でクラウドに問う









クラ「どうしよう…」



セフィ「…何かあったのか?」



クラ「俺……妊娠した…」



セフィ「…!?」









驚くセフィロス。普段驚く事など無い英雄が目を見開き固まっている。



それもそのはず。
男のクラウドが妊娠したと言ったのだから…









セフィ「本当…なのか?」



クラ「あぁ…動いてるし…」









クラウドにそう言われ半信半疑で腹に耳をあてた。



…が、何かが動いている…有り得ない事だが…









セフィ「……まさか…」



クラ「動いてたろ…?」



セフィ「あぁ……」



クラ「…ごめんな…」



セフィ「何故謝る?」



クラ「迷惑、だろ…?妊娠だなんて…」







クラウドがそう言うと一瞬眉を潜めたがすぐに優しい顔になった











セフィ「そんな事思うはずがないだろ?」



クラ「でもっ…」



セフィ「泣くな、良く話してくれたな。…結婚しよう、クラウド…」



クラ「セフィロス…」






















ザ「っていう夢を何故か俺がみた」



クラ「は?つーかなんで妊娠してんの俺が」



アンジー「大丈夫かザックス。具合でも悪いのか?」



ザ「俺は至って正常だっ!!!」



クラ「ガキなんか出来たらあいつ絶対バカ親になりそー」



ジェネ「クラウドがセフィロスに言ってみたら良いんじゃないか?きっと面白い反応が見れるよ」



ザ「実際に言ってみたら旦那発狂するんじゃねぇの?」



アン「男に子供が出来ないなんて馬鹿でも知っているぞ?」



ジェネ「ほんっと真面目だなぁ…アンジールは。クラウドが言ったらあいつ絶対信じるよ」



クラ「…なんか、楽しそう…」



ザ「やってみますか?やりたい人ーーー!!!!!!」



クラ「はい!!!!」
ジェネ「はーい」
アン「…………」



ザ「おい空気読めよアンジール!!!!」←









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