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□☆OMEDETOU☆
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クラ「いや、荷物無いと駄目っすね」



「あります!すぐ来て下さい!!」



もう何なのこいつ!
人が丁重にお断りしてるって事ぐらいエアーでわかれよ馬鹿。



あーもう!なんかルー語になってるし!自分にもムカつくわほんと!



「お願いします」



クラ「…っ住所どうぞ」



帰れないーー…
昨日夜中まで働いたから今日ぐらいゆっくりさせろよ!!!



そう言いたいけど客だし。生活費欲しいし。



仕方ねぇ…行くか…


























着いたわ良いんだけどさ…デッケェ家!!!



どっから入るんだよ!
インターホン無いのだろうか!?あ、あった!



ピーンポーン



おぉ、さすが!
金持ちの家ってインターホンの音が違うんだよな。



ていうか俺の家なんか呼び鈴だぜ!?どんだけアナログなんだあのアパートは…!



ガチャッ



「クラウドさん!!」



クラ「な、何ですか」



うわっオタクくさい!
なんでシャツをズボンの中閉まっちゃうの!?



その裾の丈どうしたの!くるぶしまで見えてるわよ貴方!!!




クラ「で、荷物は?」



「コレです」



クラ「届け先は」



「クラウドさんに…」



おいおいおい!
俺をあんまり怒らせんなよ!?



クラ「俺に?」



「はい…誕生日おめでとうございます」



クラ「誕生日…あぁ忘れてた」



すっかりもっこり忘れてたよはははは!
ていうか…



クラ「なんで俺の誕生日アンタが知ってんすか」



「ぼぼ僕…っずっとクラウドさんの事好きだったんです…」



クラ「…ケーキ有難う」



何で誕生日にオタクに告られなきゃいかんのだ!

あー誕生日か…全然忘れてたよ!
にしてもあの野郎連絡もよこさねぇのな



…まぁ別に良いけど。



取り敢えず仕事終わらしてしまおう!!











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