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□お前の瞳にズッキュン☆
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結局その日はセフィロスの姿は見つけられず、諦めて下校する2人



クラ「にしても変だよなー…」



ザ「ん?」



クラ「俺には話しかけたし、すげぇ綺麗に笑ったし」



ザ「…狽、笑った!?!?!?」



驚いたザックスは
あいつどうしたんだ…
とブツブツ呟く



クラ「そんな無口なのか」



ザ「無口も何もほんっとに話さねぇし笑わねぇし!クラウドより無愛想!」



そんなに無愛想なのか…と納得するクラウド



その後
ザックスと別れ、
クラウドは自分の家に帰った



家に帰っても誰もおらず、自分の部屋に入る



ベッドに寝転がると、
セフィロスの顔が浮かんできた



クラ「…後輩のクセに呼び捨てかあいつ」



どうでも良いことを口にして眠りに落ちた
































ザ「よ!クラウド!お前も遅刻ー?」



クラ「おぉ」



クラウドとザックスの遅刻は毎度のこと
出席日数は決して悪くないのだが、
遅刻が多いため後々泣くハメになる



そんな事お構いなしにのんびり話しながら学校に行く2人




学校に着き、
教室に入る



クラ「あー面倒だなぁ…」



ザ「まぁまぁ、少しくらい授業受けろって」



そう言われたけど、
どうしても今日も受ける気にはならず、
屋上に行くことに



ザ「じゃあ俺もー」



クラ「こなくて良いですから」



拗ねたザックスを置き去りに、
屋上に向かうクラウド



クラ「あー…良いなやっぱ」



1時間だけサボるか、
と決めて煙草に火を灯す



クラ「はぁー…」



眠いなと思っているときだった



セフィ「サボりか?」



クラ「狽、ぇ!?…あちぃっ!」



急に出てくんな!と思いつつ、目を向けるとセフィロスがいた



クラ「あ!お前…!」



この前は急すぎてあんまり顔を見てなかったクラウドだが、
こりゃモテるわ!!
と思った



それと同時に床に落ちた煙草を拾った



セフィ「お前の顔に煙草は似合わない」



クラ「なっ…なんだよ!返せ!!…っ!?」



煙草を取り上げようとすると、
いつの間にかクラウドの視界はセフィロスのドアップになった
唇には柔らかい感触



クラ「んっ…!なっ…何すんだよ!!!」



セフィ「キス」

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