REBORN!

□関係
1ページ/2ページ

あれから、獄寺くんとはいつもと変わらない関係が続いています。



変わらない関係・・・友達?
友達だよね??



ふと頭をよぎるあの人―――三浦ハルさん。
ハルさんは友達じゃないって言ってた。
別に私が気になる事じゃないけど、友達じゃなかったら・・・何なんでしょう??








はっ!



私・・・またそんな事考えてる。
いくら考えたって答えなんて出ないのに。






ちょっと外の空気でも吸って気分転換しましょう!!







失敗しました。


やっぱり反対側のコンビニに行けば良かったです。


『えっと・・・何でしょう?』
「クフフ、そんなに警戒しないでください」


いや、こんなに見つめられて警戒しない人間がいないわけないですよ。
何だろうこの人。



「あなた、並中の生徒ですよね?」
『あ、はい』
「何で制服を着てないのに分かるのか・・・そんな顔をしていますね」


いやいや・・・考える前にあなたがしゃべったので何も考えてはいない、んですが・・・


「たまたまボンゴレ達と一緒にいるのを見かけたので、知っていただけですよ」
『ぼ、ぼんごれ??』

・・・貝??


グイッ

ッ?!




「クフフフ・・・この子が・・・」
『はぁ?』



それよりも・・・か、顔が近いです!!
顎の手を離してくださいぃいぃいい!!!



この人も獄寺くんに負けず劣らずな美形さんです!!!



『あ、あぁ、あの!!』
「クフフフ・・・」


こ、怖いですーー!!
さっきからこの人クフフしか言ってません!

しかも、さり気なく背中に手が回ってて動けません!!!




グシャッ



えっ?

何かを握りつぶした音がするので、そちらを向くと・・・


「なっ・・・何してんだ・・・・六道骸・・・」


『ご、獄寺くん』
「おや、邪魔が来てしまいましたね」
「っ!?」
『いや、絶妙のタイミングでしたよ。ちょっ、離してくださいよ!!』


固まっていた獄寺くんが、やっとこちらに来てくれました。



・・・よかった。





「おい、テメーなんのつもりだ!こいつに変な事してみろ。その瞬間果たす!!」



ドキン


獄寺くんの後ろにいるので、表情は見えませんが声は大分低くて・・・怒ってますか?



「クフフ、珍しいですね。あなたが沢田綱吉じゃない人間に対してこれほどムキになるなんて」

「なっ?!//」



「手を離してください。・・・それでは・・・」
「・・・ケッ。二度と近寄るんじゃねぇよ」






あっ、どっかに行きました。





  
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ