REBORN!
□到着
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大変です。
遊園地に行ってから、プールにも行くことになりました。
なんと、あのチケットプールも無料で入れるらしいんです。
嬉しいんですが・・・
ダイエットが間に合いません。
だ、大丈夫でしょうか・・・?;
なんて考えているうちに、土曜日です。
私は待ち合わせ場所に向かいながら、時々お店のガラスに映る自分の姿の確認・・・もう何度目になるか分かりません。
変じゃないですよね??
以前も学校の外で会った事あるはずなのに、あの時よりも緊張します!
あの時は、山本くんの応援に行ったんですよね。
楽しかったなぁ・・・。
あっ!獄寺くんがもういました。
やっぱりというか・・・さすがといいますか。
これ以上待たせたら悪いので、少し走っていきましょう。
ッ?!
「バッ!あっぶねぇ!」
いたたたた。
緊張のあまり転んでしまいました。
恥ずかしいです・・・。
「ったく、そんな急がなくてもいーだろうが」
『・・・だって・・・早く獄寺くんに会いたかったんです』
「ばっ?!?!////」
獄寺くんが手を差し出してくれたので、掴んで立ち上がらせてもらいました。
なんか・・・情けなくなってきました。
「・・・今日はこれから一緒にいんだろーが///」
『そうなんですけど・・・呆れてますか?』
「はぁ?!・・・べつに、呆れることじゃねーだろうが。そ、それより、手、大丈夫かよ」
『?・・・あっ』
見たとたん痛みを感じてきました。
「ほら、これ貼っとけよ」
『ありがとう、ございます//』
「・・///」
絆創膏を貼った途端痛みを感じなくなったなんて、私も単純すぎるでしょうか?
それより・・・絆創膏は常備なんてさすがです!
「また転んだら面倒だから、手繋いでおくぞ!///」
そう言ったと思ったら、勢い良く手を引かれて、そのまま進んでいます。
き、気恥ずかしいです。
「さっさと行くぞ!///」
繋いだ手から、ぬくもりが伝わってきて・・・獄寺くんの顔が見れません。
私きっと顔真っ赤です///
今日は始まったばかりなのに、大丈夫でしょうか??
もっと繋いでいたかったのですが、途中でツナくんやら山本くん達やらに会って勢いで離しちゃいました。
それから、なんか再び繋ぐなんて機会がなくていつの間にか遊園地到着です。