REBORN!

□プレゼント フォーユー
3ページ/8ページ

「ワォ、何者?」
「?!?!」

気配が感じられず、いきなりかけられた言葉に後ろを振り向く。

「気配消すの上手いんだね」
「あっ・・・(やばい見つかったぁぁあ!!!)」

「どこの殺し屋?浸入できたのは褒めてあげるけど・・・ツメが甘かったね」
「やっ、殺し屋なんて物騒なものじゃなくて」

その時、雲に隠れていた月が姿を現し、廊下を明るく照らす。

「?!」
「あっ・・あの(帰ってもいいかなぁ?)」

月日に照らされた彼女を見て、雲雀は目を見開いた。
そして、構えていたトンファーを降ろすと、おもむろに彼女の手をひっぱりだした。

「はぁ?!ちょっ、ちょっと?!」

彼女も油断していたのだろうか、あっさりと手をつかまれされるがままだ。

(もう帰りたい・・・でも仕事してないしなぁ)

無言のままひっぱられてつれてこられたのは、一際立派なドアの前。

(もしかしてここってヤバイお屋敷?!殺し屋とか言ってたよね!?)

バーーン!!



雲雀は勢いよく扉を開けた。


  
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ