REBORN!

□数学
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『あれ?ツナくんとか・・・山本くんは居ないんですか?』
「あ?十代目なら先に帰られたに決まってるだろーが。野球バカは部活だ」


えぇーーー!!!
二人も数学苦手じゃないですかー!

『じゃあ・・・二人なんですね』

せめて二人がいたら、安心したのに。
絶対「こんな問題もわからねぇのか!」ってバカにされるんだ・・・。




「・・・イヤか?」

うーん・・・。
でも考え方次第では私のできなさを二人に知られないからいいのかな?
テスト前は、必死で勉強してるから赤点ギリギリで補習では会ってないし・・・。


『イヤ・・・ではないです。むしろ良かった?』
「おっ、お前?!?!////」
『えっ?なんですか?』


なんで獄寺くんにはバレれたんだろ・・・私が数学苦手だって。


「・・・さ、さっさとやるぞ!」
『お願いします』










「何やってんだよ。お前・・・」

あぁ、呆れてる。
呆れてますよ・・・。
だって分からないんだもん。


「だから、ここにxを代入してyを求めるんだよ」
『あぁ!なるほど!!』


なんで同じ授業受けてるのに、こんなに理解度が違うんだ!!
あっ、獄寺くんは基から知ってるって感じでしたね。
英才教育??
脳を取り替えられたらどんなに楽か・・・


「聞いてんのか?!」
『はぃい?!』
「もう教えてやんねーぞ」

あれ?
もしかして私が頼んだ事になってる?
そんな事実を捻じ曲げるような脳とは取り替えたくないかもですね・・・。





「ハァ・・・何考えてたんだよ」

何って・・・








『獄寺くんの事??』
「はぁーーー?!?!お、お前なっ、何考えて?!?///」

内容はあまりにもバカらしいので言いたくありませんが。



『内容は、ヒミツです』
「お前って・・・」

何で急に真剣な顔???

あっ、そういえばこれで宿題の問題は終わりじゃないですか!










『獄寺くん!ありがとうございます!お礼にアイスでも食べて帰りましょう!!』
「おっ、おう?!」

やったー♪
終わった〜♪

『行かないんですか?』
「んな事行ってねぇだろーが!!』
『じゃあ行きましょう!』
「バッ!!手なんてつなげるかよ!」
『・・・それもそうですね!駅前に美味しいアイスがあるんですよ!』
「・・・そうかよ。さっさと行くぞ」



あれ?
なんで急にテンションが下がったんでしょう?


これで帰ってゆっくり寝れます!!





end
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