ＲＥＢＯＲＮ！
□数学
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あぁ・・・
やばいです。
なんで私ってこううっかりなんでしょう。
「おーい、どうしたー？まさか宿題やってこなかったのかー」
その通りですよ。先生。
うっかりちゃっかりやってきてません。
ですが、それを正直に話す＝放課後居残りなので言えません。
間違っても課題が増えるので･･･
ただいま暗算中です。
５・・・だからそれをＸを使うんだっけ？？
「･･･３」
？？
声のしたほうを見ると獄寺くんが顔を背けていた。
３？？
答え？？
数学得意な獄寺くんのことだ、正解なんだろうなぁー。
『ありがとうございます、獄寺くん』
「・・・別に」
『助かりました！！』
「お前数学出来ないんだから、ちゃんとやってこいよ」
『ノート開いたら頭痛くなってｗｗ』
「・・・今日の宿題どーすんだよ」
『えっと〜、今日あたったから明日は指名されないとおもうんですよね』
「仕方ねぇな・・・教えてやるよ」
えっ、いいよ。
それより、獄寺くんのノートを写させてくれたほうがよっぽどありがたいですよ。
あっ！この人が宿題なんてやってくるわけないですね。
『悪いのでいいです・・・』
「放課後残ってろよな」
・・・それってみっちり教えてくれる気満々っていうことですよね。
どうしよう。
私のバカさがあらわに・・・。
『それは・・・恥ずかしいので』
「んなっ？！べ、べつに勉強するだけだろーが！！下心なんてねぇよ！！」
『下心？？』
「なっ、んでもねーよ！！とりあえず残ってろよ！！！」
なんで逆ギレ？
あーぁー、結局居残りじゃないですか。