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□散歩道に猫
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前後に上下上
地に近付き空を離れまた繰り返し
空に近付き地を離れまた繰り返し
青い天にキスを
青い世界の抱擁を
投げ出された体を鎖が繋ぐ
戻ることを促し弧を描きまた戻る
鎖を千切れば地に落ちてしまう
だから天に憧れ飛ぼうとするんだ
そう、鳥みたいに
白い番人は無く一本道が私を取り囲む
飛ぼうとして躊躇い地へ
後ろへ同じくらい飛ぼうとしてまた躊躇い地へ
行けはしないけど立ち上がれば近付けるかもしれない
足を着かず振り続ければ高くなった
足をぶらぶら
腹筋が痛くなることと足が疲れること
息が切れること
久々に風を纏って取り戻したこと
遊びと云うにはあまりにも