小説
□俺へのアプローチは大嫌いなアイツから
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俺に告白したアイツ━━━━本島 理央は周りに群がる女子をうっとうしそうに見ていた。
こう、客観的に見ると改めてアイツのかっこよさが再確認できる。
さらさらで艶のある黒髪━━━
スラリとしたモデル体型━━━
恐ろしいくらい綺麗な顔━━━
腕を組んで壁にもたれる姿はみとれるほどかっこよかった。
俺がじぃっと見てると、ふと目が合った。
「やばっ」
バレたかな…
俺は逃げるように回れ右をする
でも、逃げれなかった
ふと見れば俺の手は本島 理央に繋がれてたから。