小説

□出会いは大嫌いなアイツから
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俺はたった今告白されていた。
「いる」ではなく「いた」だ。
なぜなら大嫌いなあいつは
「好きだから」
と言ってすぐ逃げていきやがったからだ。


……いやいやいや、ありえねぇだろ!!

俺はあいつがきらいなんだぞ。 ってか、それ以前にあいつも俺も男だし!!

男同士の恋愛に偏見はないつもりだけど自分が当事者になるとしたら話は別だ。

だから、だから!
ドキドキするな。俺の心臓━━━
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