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□‡第零訓‡
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時代は『江戸』――。
それは、雲一つとしてない透き通った青空が、何処までも広がり――。
その空の下、町は人々で賑わい、笑顔を絶やさず、互いに助け合いながら――。
平和とも言われる暮らしを送っていた。
だが…突如、空からきた異人達の襲来によって、すべてが変わった…。
壮大なる力で、村々を破壊し、多くの命を奪いながら、開国を迫った。
『江戸』に住む者達は、彼等を追い返そうと、武器を手に取った。
『侍』としての強い意思と誇りの為に――。
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第零訓 始まりの時は決まって過去話しから
そんな『江戸』の平和を取り戻す為――。
異人との戦争を起こし始めてから、十年後――。