ひとときの夢
□蛍の恋
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ほ ほ ほ〜たるこい
あっちのみ〜ずは に〜がいぞ
こっちねみ〜ずは あ〜まいぞ
ほ ほ ほ〜たるこい
貴方がいつか教えてくれた唄。
いつまで唄ったら、また
貴方に会えますか?
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キャンプ場―
「やっと着いたさ〜」
「疲れましたね…」
「そうね、アレン君大丈夫?」
「はい、僕よりリナリーは大丈夫ですか?」
「私は大丈夫よv
アレン君が荷物持ってくれたから」
「そんなことないですよ〜」
いちゃつきだしたアレン達に
後ろから水を差す。
「どうでも良いから荷物運べ」
「何ですか、神田。
僕達の仲を裂く気ですか?」
「んな訳あるか。
お前個人の食料がまだ山の様にあんだよ。
どうでも良いからさっさと運べ」
振り返れば車には食料が。
コムイとラビが手分けして運んでいた。
「…チッ」
「舌打ちしてんじゃねぇ」
「なんですか、万年舌打ちしまくってる人が」
「んだと?」
バチバチ
例の如く喧嘩している人。
ダメもとでラビがつっこむ。
「あんたらやる気ある?」
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