オリジナル小説(ラグナロク)

□冒険の始まり
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「ふははははっ!!」



高笑いが聞こえる森の奥深く・・・。

ロキとトールは森の入り口に立っていた。



「だいたいさー!!君がこんな事するからこんな目にあってんだろ?!君一人でいけば「親友だろ」



ロキがヒステリックに叫ぶ中、トールは落ち着いたそぶりでさえぎった。



「うぐぅ・・・・」



なにもいえないロキである。しかし!!



「君・・・怖いわけ?」



ロキの目がキラリと光る。
形勢逆転となるか・・・。



「んなぁ?!ここっ・・こっ怖く
なんかっ・・ヒッ!・・・ねっねえよ!!」



「今ヒッ!って言ったじゃん。」



「ちっげえよ!今のは、はっ、腹がなったんだ・・・。」



「無理あるよ・・・」



「・・・。わあってらぁ。。」



ホーホー・・・カァッ!!カァッ!!カァッ!



烏やこうもり、ふくろうがうじゃうじゃいるこの森。かび臭いし、最悪だ。

僕は今日ついてない。。ついてないんだ・・。

ロキはそうつぶやきながら、トールにつかまれて自由に動かせない左肩を見る。


そして、盛大にため息。



「雷の神の癖してひどい有様だなぁ。」



「だっておまっ!この森は不気味すぎんだろ!!」



トールが泣きそうな声で言う。
大の大人なんだからさぁ・・・とつぶやくロキに対してトールは心は少年だ!!と叫んだ。



「見た目は大人、中身は子供・・・最悪じゃん。」



「うっ・・・・」(作者ひでぇ。)



トールは言葉に詰まる。

そのとき、後ろで叫び声が聞こえた。




「待ちやがれこの道化師がぁぁぁぁああああ!!!」

*2.冒険の始まり*
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