固定主人公で夢見
□アメリカと地球
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「アースは無神教なのかい?」
「形として存在するもの、感覚として感じとれるもの、それだけを信じてるんですよ。
全能の神だ?冗談じゃないです。
そんなもの在りはしない。
どこの人間がそんな戯れ言を言ったのか…私はその人を憎みます」
「何でだい?」
当たり前でしょうとさっきとは違う嘲る笑いを浮かべ、窓を開け放つ
アルフレッドはアースを見たが何を考えているか、全く読めなかった
「この世に宗教という固定概念がなければ、宗教同士の紛争など起こりません。
宗教の違いという理不尽に殺される人間が、どれだけいるのか…
馬鹿らしい。
人間を救う存在と称される神が、人間を争いに誘う」
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