novel
□流れ星
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「どぉ?どぉ?」
「ん、おいしいやざ」
「ほんと?」
「ぅん」
「ほんとにほんと?」
「もー…なんや?おいしいって言ってるやろ」
なんかまずいもんでも入れたんかな;
あーし、毒味させられた?
黙ってあーしより高い位置にある真希ちゃぁの顔を軽く睨む。
けど、返ってきたのは、あーしが大好きなふにゃふにゃの笑顔で。
「これうまくできたことなくてさー」
「そーやの?」
「愛ちゃんのために作る!って自分に言い聞かせながら作ったわけよ」
そしたらうまくいっちゃった、
って嬉しそうな顔。
「さてさて、じゃぁ仕上げに入るから愛ちゃんはあっちで待っててー」
「ぁーぃ」