novel

□流れ星
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「愛、料理クラブに入りなさい」
「そんなクラブうちの学校にあったん;?」
「んゃ、これから作る!」
「急に何言い出すんよ、真希ちゃぁは…;」
「んぁ…だってさ、うちの高校家庭部的なものがひとっつもないんだよ?」
「まぁ…そーやけど…」
「これはもう、作るしかないでしょー」
「ほやって、あーし、料理とかできんし」
「あたしができるからいいの!」
「はぁ?」
「あたしが作って、愛が食べる。それでいいからさー」
「はぁ…わかったやざ;」
「やった♪そうと決まったら申請だっ」
「ちょっ…今からするんかっ!?」







かくして、
後藤真希という、あーしの幼なじみの思いつきによって、
あーしたちの学校に『料理クラブ』たるものがつくられた。

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