紅い涙を流す姫
愛して、私を愛して
見て…、私を見てよ

闇へと呑まれる度に
姫はまた一つ、傷を残す
始まりの唄
朱憐の本
言ノ葉
嘆きの湖









いかがでした?姫の想いは
深い闇の奥の茨姫は
胸深く刺さった棘をまだ抜かない

気付かない、気付けない

矛盾した想いはあまりにも酷だということを
彼女をまだ、知らない

さぁどうぞ、お帰りを

姫に会いたくなれば、またいらっしゃって下さい
いつまでもココでお待ちしています

泡沫の夢の中で


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