10/05の日記
12:27
5
---------------
君を愛す
story 5
大切だから、言えない事がある。
言わなきゃいけない日がくるまで内緒でいる私を許してくれる?
「どんくらい現世にいんだよ?」
『えと、3ヶ月かな』
「3ヶ月か」
そう、3ヶ月なのだ。
私と一護に残された時間はたった3ヶ月。
3ヶ月後…私は一護にサヨナラをする。
好きだから、
そしてこれからも好きになっていってしまうから、
サヨナラしなきゃいけない。
一護に私は相応しくない。
人間に死神は相応しくない。
たとえ一護が死神代行でも…一護は生きているから。
だから。
『3ヶ月浦原さんの所でお世話になるんだ』
「え、浦原さんとこ?」
『うん。』
一護は相当顔を歪めて、頭をガシガシと掻く。
『い、一護?』
名前を呼べば一護は私を見て私の腕を引く。
私の身体は素直に引かれ一護の腕の中。
『いち…』
「浦原さんとこなんて行かなくてもよ…その、家来ればよく、ね?」
抱き締められているから顔は見えないけれど、一護の顔は真っ赤だと思う。
そんな一護が愛おしいと思う。
『一護はいいの?』
「浦原さんとか行かれるよりは‥つーかその方が…」
『じゃー一護ん家でお世話になっちゃお!』
好き、
誰よりも、何よりも、
でもね一護、好きになってごめんね。
さよならへのカウントダウン
(動き出したらもう止まらない)
To Be Continued..
旧拍手TOPへ
前へ|次へ
□ 日記を書き直す
□ この日記を削除
[戻る]