またまたバイオBLですぜ。
『throw』
俺はゲイじゃない。だから、彼のこの行為が、俺への嫌がらせとしか思えなかった。
「ふ、う、」
弱々しく吐息が漏れる。我慢しなければいけない、聞かれてはいけない、そう思うのに、ぴくんぴくんと不規則に跳ねるこの身体は何だ。
「女みたいな大きな胸だな。感度は女以上だが。」
蔑むような笑いを含んだ声が耳元で発せられ、そのまま甘噛みされ首筋に快感が走る。
「乳首も下も大きく勃起させて…クリス、お前は本当に淫乱だな。」
普段多くを語らない彼が、饒舌に、確実に、俺を壊そうとする。
「もう我慢できないか?」
どうして俺は首を縦に振ってるのだろう。何度も、何度も、縋るように。
「浅ましいな、クリス。」
これは嫌がらせなのだ。だから俺が求めているのは彼ではなく、この行為自体。人らしい羞恥を捨てるのは簡単。
「もっと乱れて見せろ。最高に気持ちよくしてやろう。」
甘受する事は恥ずかしい事ではない。恥ずかしいのは、期待をする事だ。
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ウェスクリです。
もうね、駄目だ。
クリスが悪いのよ。
むっちりした筋肉がエロ過ぎるのよ。
私は悪くないのよ。
これは必然なのよ。
ほいでは、