昔々在る処に
□最哀
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「シカマル……」
その少年はシカマルの上に跨がり、寝巻に手を掛けようとする。
「夜這いか?」
いつから目覚めていたのか、切れ長の目が少年を見つめていた。
「…よう、シカマル」
少年は、薄ら笑いを浮かべていった。
その少年の名は…
「…サスケ……」
少年の名は、サスケ。
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