カービィ

□2NDシーズン
81〜90
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☆☆

カービィ 参上!

☆☆



2005年
4月1日


深夜2時5分くらい。


三千院家



ナギ「むにゃ・・・」


マリア「すぅ・・・」



皆が寝静まる頃・・・・・










チビヒナ「うええええええええん!!」




赤ちゃんの鳴き声が聞こえてきた。




ナギ「・・・またか」


マリア「・・そうですわね」


赤ちゃんの泣き声に、ナギとマリアは目を覚ます。


実はこの夜泣きにはすでに慣れていた。


まだこの赤ちゃんが生まれて数日だというのに・・・



ナギとマリアはすぐに部屋を移動する。


部屋の名は綾崎家。



ナギ「おいハヤテ、またなのか?」



ナギは部屋の中に入る。


そこには・・・


ハヤテ「あ、すみませんお嬢様。 起こしてしまいましたか?」


ヒナギク「よーしよし。 いい子いい子」


ヒナギクが人間の赤ちゃんをあやしていた。

それを見守るハヤテ。


ナギ「もはや恒例だからな。 カービィがこの時間に起きるのは」

このでっかい屋敷に住む5人の家族(他にもいるけど)


三千院ナギ

マリア

綾崎ハヤテ

綾崎ヒナギク



そして、この家に誕生した新たな命。



綾崎カービィ



かつて、星のカービィとして戦った最強のヒーロー。


・・・の、生まれ変わりであり。


現在は綾崎ハヤテとヒナギクの、愛娘である。



そう・・・娘である。



ハヤテ「今誰かこの子の事なんか言いました?」

すみません。


ナギ「寝ぼけてんのか?」


ハヤテ「いえ、誰かにこの子が男の子だと思われたような気がして・・・」

機嫌が悪くなるハヤテに対して

ヒナギク「そんな事言ってないで、ハヤテ君も抱っこしてあげて。 この子全員に抱っこされるまで泣きやまないわよ?」


ナギ「・・・・・・どうしてもやらなきゃだめか?」
マリア「嫌なんですか?」


ナギ「いやべつに嫌ではないんだが・・・」


この後、どうなるかはわかっている。


ナギがカービィを抱っこすると・・・。



ナギ「いだだだだだだだだだだだだ!!」


必ずナギの髪の毛を引っ張る。

いやもう絶対っていうくらいの確率で。


ナギ「なんでお前はいつもそうやって私の髪を引っ張るのだ!?」

チビヒナ「きゃーい!」

ナギ「なにがきゃーいだ!」


ナギと遊ぶのはとても楽しいようだ。


いや、ナギでというのが正しいか。


ハヤテ「ほらカービィ。 お嬢様が痛がってるからそのへんで・・」


チビヒナ「ぶうーっ!」


ナギ「嫌がるな!」



さてさて、こんな家族と仲間達の日常がはじまります。


第2章であり、2ndシーズン


開幕であります。
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