09/04の日記

12:50
[薬]
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手元にある薬が切れた

飲まないと体や心が不安や緊張にかられる

体の何もかもの機能が低下しているのがわかる

私は毎日の体の痛みで感覚機能が鈍くなっている

鈍いだけで痛みがあることには変わりはない

歩くたびに針を刺されるような激痛

物にふれるだけで痺れるような激痛

まぁ

そんなものには慣れてきた

慣れるしかない体になってしまった

だが

普段鈍くなっている感覚機能が復活すると

泣き叫ぶぐらいの激痛が襲いかかる

ただただ家族に気付かれないように

周りに気付かれないように

1人声を殺して激痛と戦う

体中が酷く痙攣を起こし

意識が失うのを待つ時間

その時間は本来の時間よりかなり長く感じる

僕はいつまでこんな日々を続けるのだろうか

今二十歳の僕は

この病気と二年以上付き合っている

正確にはさらに長いであろう

病院に行きだしたのが二年前

痙攣と呼吸停止になる危険な状態まで

僕は学校にも通い

仕事をしていた

倒れたのは仕事場の病院だったのが

唯一の幸いだろう

他で倒れていたら

手遅れになっていた

早く普通に生活がしたい

そのためには

薬を飲まなきゃ

副作用と戦わなきゃ

僕はいまから薬をもらいにいってくる

重たい体を引きずりながら

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