玩具を加えて

演技者は集えし

玩弄することを

遊園に迷いて

逸遊せし

漫遊する心

投げられた賽を

破滅する日の

対岸の景色を

再会の朝に

その証を抱いて

芳醇なる幻に

そこに信義があり

光臨後観た風景に

喰われ始めて

掛違えたボタンが

開花した使命

責任と放任の間に

白き騎士の

歩み寄るは

独りの破壊者が

歪曲された義勇

永久の空席と

描き始めた絵画に

筆先の色に

画家の葛藤と

残りの絵の具は

額縁に付いた汚れと

アトリエの乱雑さ

無地の画布に



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