距離。

□♪
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「あ、雨降ってる」















雨降りumbrella
















ザーザーという不規則な音が外から聞こえてきて窓から外を見てみれば、さっきまでカラッと晴れていた筈なのに雨が降っていた。
俺は勉強していた手を止めて、時計を見てからグーッと伸びをした。

そういえば、喜市さんって今日傘持ってってるっけ?

朝、喜市さんを見送ったときのことを思い出しながら考える。
俺は、もう一度時計を見遣ってから立ち上がってクローゼットの中からパーカを引っ張り出した。

「…よし」

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