その他テニス
□●てるてる坊主
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「よう、ダビデ」
「おはよ、バネさん…」
何でバネさんが来たのかわかんなくて、正直戸惑っていた。
やっぱり母さんや姉ちゃんより色っぽい、とか思いながら。
「もう昼だぞ」
「う、うん…バネさん、何で来たの?」
時間や挨拶なんかどうでもいい。
バネさん、どうして来てくれたの?
「ダビデが雨見て落ち込んでるんじゃないかと思って」
うそ、嬉しい!
俺のこと考えてくれてたんだ。
しかも、俺の考えてることだって分かっちゃうんだ、バネさんすごい!
気付いたら勢いよくバネさんに抱きついていて、2人してよろけた。
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