その他テニス

□●あさりの味噌汁
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バネさんがすっげー嬉しそうに笑うもんだから、俺もつられて笑った。
2人で一緒に台所まで降りてって、冷蔵庫を覗く。

「ん、材料あるし作ってやるよ。座ってろ」
「うぃ」

大人しく椅子に座って、料理してるバネさんの後姿を見つめた。
いいお嫁さんになりそうだ、うん。
勿論俺の。

「バネさん、あれなに」
「ん?鍋だろ」

じっと台所を見つめてたら、ガスコンロの右側におっきめの両手鍋が置いてあったからそれ指して言った。
中身は何か、って聞いたんだけど…

「じゃなくて、中身」
「あぁ?…味噌汁だな、あさりの。食うか?」
「………!!」

がたん、と音をたてて椅子から立ち上がる。
椅子が後ろに倒れたような気もしたけど気にしないでおこう。

「ダビデ?食うかって聞いてっ…」

振り返ったバネさんの腕をひいて硬い床に押し倒した。
着ていたパーカーとシャツを破る勢いで脱がせて、組み敷く。
とうとうこの時がやってきた。




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