校外学習

□●掠める愛
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「はっ、きもちいっ…」

ひたすら手を動かして快感を貪る。
羞恥からか動けずにいるドタチンは、少し頬を染めてそっぽを向いていた。
見られるのが興奮するっていうのに。
でも恥ずかしがるドタチンも可愛いね。

「ね、こっち見てよ…」
「っ……なんで、こんなこと…」
「ドタチンが大好きだからだよ?」

すっと立ち上がって、彼が座っているソファに近づいた。
近くで見れば見るほど愛しくて魅力的だ。
俺はドタチンの上着を脱がせ、締まった胸板や腹筋に舌を這わせた。
ぴくりと跳ねた体に少し嬉しくなる。

「声とかいくら出しても大丈夫だから」

ちゅ、ちゅ、とわざと音を立てながら愛撫していく。
痕も数え切れないほどつけた。
そんなことをする間も俺は自分自身を擦り続け、高みへ上り詰めていく。
一人のときとしていることには大差無いのに、彼の匂いや感触があるだけで比べ物にならないほど興奮する。

「あっ、あ…気持ちいいよ……」
「おい、臨也…!」
「出そ…」

はぁはぁと荒い息を抑えられないまま立ち上がり、ドタチンの頬に自分自身を擦り付ける。
その光景に、視覚的にも物理的にも目の前がちかちかするほどの強い刺激を感じた。
ドタチンの頭を掴むと帽子が脱げて床に落ちたが、構わず擦り続けると俺自身はいとも簡単に白濁液を撒き散らしたのだった。

「うぅ、ん、あっきもちい…!ドタチン、ドタチンっ…」
「うっ…!」

俺の精液をたくさんかけられたドタチンの顔を見ると、イったときよりも絶頂を感じられた気がした。
心臓を鷲掴みされたみたいにきゅっとなって苦しい。
彼が愛しすぎて、もっと、もっと、と求めてしまう。
俺はその欲求を満たすために伏せ、彼自身を取り出すと戸惑うことなく口に含んだ。
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