夢小説
□君と遠くへ
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この恋は、はかない
「銀ちゃん」
「…」
「あたしを、連れてって」
そう言葉を言うと同時に、ザーと雨が降った
「連れてって。銀ちゃん」
言葉を、繰り返す
叶わないと、最初から解っていた
あたしと、銀ちゃんは
結ばれない
身分だとかなんとかで、あたしの親が反対したのだ
諦めようとした
…けれど、
「銀ちゃん」
「お前、意味解ってんのか」
「解ってるよ。解ってて言ってるの」
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