×ブン太

□君と僕の境界線
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「なぁっ」



ヤバい


「おーいにおー?」




「シカトかよ‥つまんねー‥赤也〜ラリーすんぞー」



ごめん丸井‥


「はーい!」



今、お前と話すとヤバいんよ
色々




お前は俺のことを親友として見てくれてる

それは確かにありがたい

むしろ詐欺師と呼ばれる俺を慕ってくれる人なんか数えるほどだ




でも‥
俺は親友としてではない気持ちを丸井に抱いていることが、3年になって気がついた






気がついてからは丸井が自分以外と仲良くしてるのに胸が痛んだ



他のやつに笑いかける丸井にイライラした








だからごめん





境界線は深く広い谷のよう
(君には境界線を越えさせたくないんです)



end


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