短編
君と僕と"桜日和"
風に揺れて舞い戻る
まるで長い夢から
覚めたように
見上げた先は桃色の空
好きでした好きでした
笑顔咲き染めた君が
僕だけが知っていた
右側やわらかな居場所
桜の下の約束
「来年もここに来よう」って
何度も確かめあったけど
今も果たせぬまま
桜日和
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