過去拍手
□【時の描片Ⅱ】番外編４
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１８カケラより【答えのないモノ】
珠美「お爺さんと面会が出来るんだけど、どうする？」
それは唐突な質問だった。
「え・・・？」
正直、迷う。
会ったとしても今更何を言っていいのかも分からないし。
でも会って一発ガツンと言ってやりたい気もするし。
珠美「私は絶対会わないほうがいいと思うけどね。だけど広行が、貴方に選ばせろって。」
あたしの事は勝手に決めていたヒロが、最近はあたしに選択肢を与えてくる。
それはどういう心境の変化かはわからないけど、それほど大切な事だっていう証？
「いや・・・うーん。どうしよう？」
珠美「純粋に会いたいと思うなら会いに行けばいいし、気まずいと思うなら行かなければいい。これに答えなんてないんだから、楽に考えなさいよ」
あたしはおじいちゃんに会いたい？
それとも気まずい？
答えのないモノの答えを見つけるには、
もう少し時間をください
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