過去拍手
□【時の描片】番外編5
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23話より【エスパー佐藤】
真由美視点
久しぶりのオフ。
家でゆっくりのんびりくつろいでいると、携帯に篤志くんから電話が来た。
『もしもし』
「もしもし、真由美さん?」
『うん、どうしたの?』
「これから多分SORAから電話かかってくると思う」
『・・・は?』
「だから出かける準備してください」
『・・・はい?』
「スイマセン、時間ないんで。」
『ちょ、ちょっと』
「力になってあげてください、それじゃ」
ピっ
何なのよ、一体。
何がなんだか分からないまま呆然と立ち尽くしていると、また携帯がなる。
宛名を見た瞬間に篤志くんが怖くなった。
今後彼に逆らうのは止めよう。
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