過去拍手
□【時の描片Ⅱ】番外編４
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１６・１７カケラより【痛み】
敬浩視点
ヒロ「行ってこい」
そう言われて、いや言われなくたって、真っ先に飛んでいったのに。
病室にはすでに俊さんがいた。
疑問やら嫉妬やら訳わかんねぇ感情はあったけど、とりあえず命に別状は無いということだから、良かった。
でもずっと眠ってるもんだから、このまま植物人間にでもなっちゃうんじゃないかなんて思ってしまったり。
いやいやいや。
何でもっとこう、前向きに考えられないかな。
どうしてＳＯＲＡはいつも俺をハラハラさせるかな。
こんな思い、二度としたくないのに。
そう思ってたのは俺だけじゃなかった。
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