過去拍手

□【時の描片U】番外編3
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11カケラより【男達の裏事情】




敬浩視点





「敬浩、ちょっといい?」





PV撮影の合間、突然眞木さんに呼ばれた俺。





いつも通りニコニコしてるのに、目はどこか真剣で、セットを後にした。





『どうしたんすか?』





眞木「いやぁ〜ゴメンネ?余計なお世話かもしれないけど、最近SORAとあってる?」





ほら、軽い口調。





眞木さんはいつも大事な事をさらりと言ってのけるんだ。





『いや・・・あってないですね』





眞木「今朝ドラで一緒になる事多いんだけど、最近ため息多いよ。」





『疲れ・・・ですかね』





眞木「わかってないね、ホントに」





分かってる。俺だってわかるよ。





実際何ヶ月もあってないから。





逢おうと思えば逢えるのに。





でも、この男は、追い討ちをかける。










眞木「俺ならぜってぇ幸せに出来る」





痛んだ心を、えぐられたような気分。





彼の自信は、俺の自信と比例していたんだ。





男たちも、大変なんだ





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