心に華を

□5.そしてなぜか出会いました
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お互い呆然と立ち尽くす私と裕太くん。



我に返ったときには周囲の人達からの視線が痛いほど集中していた。




裕「……ι場所を変えるかι」




「そうだねιι」




というわけで近くにあった公園にそそくさと行き、ベンチに落ち着いた。



裕「んで、なんで俺のこと知ってんだ??」



「え、えーとね…」




かくかくしかじか…



「…というわけで」


話し終わると、裕太くんは頭を抱え込んだ。



裕「ハァ…。何てことしてんだ兄貴め…っ」



「ま、まぁまぁ…不二先輩は裕太くんの事が心配だったんだよ」


やんわりフォローを入れると、裕太くんは鼻で笑った。



裕「心配??兄貴はそんなこと考えてねーよ。どーせ俺の事からかって遊びたいだけに決まってる!!」


「そ、そうなの??」


裕太くんがそこまで言うなんて…何やったんだ不二先輩はι






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